シャスタリトリート Day3

振り返れば、シャスタリトリート3日目の時点で既に5日程経ったような感じがしていた。
濃いシャスタ独自の時間が流れる・・・

キャッスルレイク

この日は、快晴。キャッスルレイクは、滞在先のリゾートからそれほど遠くない。標高1,658mに位置する湖だ。
オレンジや黄色に色づき始めた木々や草花が、目を楽しませてくれ、秋の訪れを感じさせてくれる。9月下旬とはいっても、昼と夜の寒暖差は大きい。1ヶ月もすれば、街にも雪が降る。

車を20分程走らせるとキャスルレイクのパーキングロットに到着。
夏場はレジャーで訪れる人の姿が多く見られるのだろうが、この時期のキャッスルレイクには人影もまばら。

車を降りてキャッスルレイクと久しぶりのご対面。
目に飛び込んで来たのは、森と岩山に囲まれた神秘的かつ宝石のようなキャッスルレイク。透明感がある水面は、鏡となってありのままの美しい世界を反映する。まるで宇宙の法則そのもの。人間では、その自分の内側の世界がありのまま現れるだけなのだ。シンプルで複合的。

足を水につけるとひんやり冷たい。
そこにいるだけで、まるで時間が無くなったよう。いつまでいても飽きない。

美しすぎるキャスルレイク

美しすぎるキャスルレイク

この後は、あの岩山の上にあるハートレークまでトレッキング。かなりアップヒルなトレイルだ。途中から岩場になるのでトレイルもあってないようなもの。以前、訪れた時の記憶をたどって向かうしかないが、たまたま散歩をしていた地元の女性に確認してみることにした。

杉の木のシーダーと同じ名前よ、と自己紹介してくれたその彼女は、幼少の頃、日本で育ったとのこと。なんとも面白い。バックパッカーがいればその後をついていけばいいんだけど・・
ここからクリークを渡って右にずっと行って、あの辺りね・・と上の岩山を指さす。

ハートレイクへ

美しいキャスルレイクに後ろ髪をひかれつつ、ハートレイクへと出発する。
日差しは強いが、空気はつめたく時折、秋の風が心地よく吹く。

始めははっきりしていたトレイルも岩場が多くなるにつれて、なくなってしまう。暫くすると、岩の上に誰かが積んだ小石の目印があり、その道を教えてくれる。ありがたい。
やっと、見覚えのある大きな岩場まできた。

そり出た岩山

途中にある岩山

ここで休憩がてらゆっくりする。私たち以外、誰もいないこの静寂な場。耳を澄ませば風が優しく語りかけてくれる。

ハートレイクは上方にあるので、下からはその姿が見えない。
こっちでいいかな・・とふと不安になったが、風が背中を押してくれ、鳥が右方向で鳴いて導いてくれる。
途中、虫も大きく鳴いて歓迎してくれた。すべてはサインなのだ。

迷うことなく無事たどり着いたハートレイク。
干ばつのせいなのか、少し水位が下がっているものの、ハートの形をしている。Jさんは、特にこの場所にビビッときたようだ。

ハートレイクとシャスタ山

ハートレイクから望むシャスタ山

男女限らず、私たちは、怖れ、悲しみ、怒りと云った様々な体験からハートを閉ざしてしまっている。傷つくのを怖れている。

この変容の時期に、再びハートをオープンにしよう。全ては自分との信頼関係、そして調和すること。
シャスタはそれを教えてくれる場なのだ。

ハートレイクの波動は柔らかくて優しい。
私たちのハートを彼女がそっと包み込んでくれた。

 

 

ヘッジクリークフォールズ

ヘッジクリークフォールズ

ヘッジクリークフォールズ

その後は、ダンスミュア地域にあるヘッジクリークフォールズへ。
ここは、小さな滝だが、そこには面白いストーリーがある。
幹線道路I-5を建設するにあたり、この滝を保存するために道路を迂回させなければならず、その費用に100万ドルかかったために、ミリオンダラーウォーターフォールズとして知られているそう。
また、1870年から1880年にかけて、ブラックバートの名で洗練された盗賊として北カリフォルニアから南オレゴンにの地域でゴールドを運ぶ駅馬車を略奪したチャールズボウルズは、この滝を隠し場所にしていたとのこと。

やはり、滝の水量が以前と比べて少なくなっていた。
ここでは、私も含め、みんなが滝業と称して、10秒間、滝に打たれてる体験をした。
水量が少ないといっても5メートル程の高さから落ちて来る水はなかなかの威力。

楽しい時は、あっという間に過ぎる。

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