明日みた夢〜A dream that I had tomorrow

castle その昔、ヨーロッパのある小さな国での こと・・・・

あなたはその小さな国の国王の娘として誕生しました。お妃はあなたを産んで間もなく亡くなりました。それ以来、王は目に入れても痛くないほどあなたを愛し可愛がりました。

 

国王はそれはそれは立派な方でした。どうしたら国の民たちが豊かになるかを常に考え、平等になるように配慮してきました。国は繁え、そんな王のもとであなたはすくすくと育ちました。

年月はあっという間に経ち、あなたは美しく成長しました。一方、国王は体調を崩し床に伏していました。そんな状況の中でも王はあなたの幸せを一番に望み、年頃のあなたは隣国に嫁ぐことになったのです。その日、城では盛大な結婚式が行われました。

嫁いでからのこと、ある夜、王はあなたの枕元にそっと立ちこういいました。「娘よ、この世を去る時がきた。私の肉体は無くなるが、来世もそのまた来世もずっとお前の魂を見守っているから安心しなさい。」

次の朝、あなたは父上の訃報を知りました。嫁いでから3日目のことでした。

 

 

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