プロセスを体験する枠組み
ーこの次元における時間について、理解するのに苦労しています
あなただけではありませんよ
何がわからないのでしょう
時間は、あなたが創り出していること理解していますか?
ーたぶん、理解していません
時間と空間は、意識においての波動であり、皆さんが云う物理的体験をするための参照となる枠組みです
時間と空間と呼ぶ、波動的参照となる枠組みなしでは、物理的体験をすることはできません
つまり、皆さんの意識レベルによって創り出された時間と空間は、皆さんの意識に、骨組み、フィルターのようになって、それをとおして物理的存在として自分自身を体験しているのです
その枠組みなしでは、物理的体験はできません
時間と空間は、実際に、創造において、プロセスを体験する目的で創り出されているのです
なぜなら、時間と空間がなしでは、全ては即座に創造されるからです
おわかりですか?
ーええ
皆さんがプロセスという体験をするには、自分自身に課した時間と空間という意識の枠組みが必要なのです
それは、ヘルメットをかぶり、ゴーグルをとおして見ているようなもので、特定の見え方を創り出します
それがなくては、特定の見え方、視点を持つことはできません
よって、時間とは、自分自身をある方法によって体験するために、皆さんの意識によって創られた任意の幻想なのです
そのある方法には、プロセスを体験する能力という概念が関わっているのです
それは、高次の領域において、単に瞬時に創造されるのとは対照的に、行動によって創り出されます
おわかりでしょうか?
ーええ、ある程度・・・次の質問をすることでさらに理解できると思いますが、あなた達の意識レベルにおいては、時間は、どのように機能しているのでしょうか?
とても上手く機能していますよ!
ーまた、私たちとの違いは何でしょうか?
そんなにきっちりとしていません
自分たちの体験において、時間をそんなに構造的に創り出す必要はないと理解しています
必要なときは、ツールとして利用します
例えば、皆さんのような文明と話しているとき、タイムリーに交信するよう、皆さんの時間の周波数、時間の感覚を特定する必要があることをわかっています
しかし、私たちの現実では、そのように時間を体験することはほとんどありません
時には、時系列な体験も全くしません
私たちの意識は、タイムラインをとても頻繁に、自由に、流動的に上下に行き来します
よって、私たちの焦点、意識において、自分たちが望む場所だけではなくいつでも可能なのです
おわかりですか?
ーええ・・そう思いますが、難しいです
人によって違う時間
では、こう考えてみましょう
すでに皆さんの惑星において体験していることを例にあげましょう
楽しく過ごしているとき、時間は早く過ぎ去る(光陰矢の如し)という諺がありますね
皆さんが好きなことをしているとき、時間の経過をそれほど体験しないことを認識しているのです
それに対して没頭しているとき、情熱をもってやっているとき、30分くらい経ったかな・・と、ふと顔をあげます
実際には、5時間経っています
皆さんは、”あれ、時間はどこいっちゃたんだろう・・”と思います
時間は、どこ、いつというものではなく、皆さんが時間の経過を無視したわけでもありません
集中して、実際に30分しか経っていないように感じています
実際には、30分しか年をとっていません!
残りの世界は、5時間年をとったのかもしれません
皆さんが、再び彼らの時間枠に接続すれば、彼らについて行くことができます
よって、あなたは、彼らと遅れることなく、今までどおり、”5時”に同意します
もし、皆さんが、本能的、物理的にその間、30分間という時間を体験したのなら、それが、あなたの現実において創り出した全ての時間です
皆さんが年をとったのはたったの30分だけです
このように時間は、流動的で柔軟性があります
それ故、常に、その瞬間を生きて、好きなことをすることがとても重要なのです
なぜなら、時間を必要以上に創り出しません
すると、皆さんはより年をとりません
このように機能しています
ーありがとう、バシャール!
youtube動画より
キャプション/訳:瀬織かおる